飲食店・美容室の開業資金はいくら必要か

本日は美容室・飲食店の開業に必要な資金についてです。

美容室・飲食店の開業するにはいったいどの程度の資金が必要かご存じでしょうか。

だいたい６００万円程度と言われております。

しかし、この６００万円をご自身の貯金から全て出すのは難しいですよね。

そこで、融資という仕組みを利用することになるのです。

貯金（これを自己資金と言います）と融資を組み合わせることで、
６００万円の資金を作ることができれば美容室・飲食店を開業することが可能になります。

自己資金と創業融資の適切な割合

自己資金と融資を組み合わせて開業資金を集めるということはご理解いただけたと思います。

そこで次に問題になるのは自己資金と融資の適切な割合についてです。

私のもとへ相談に来られる方で多いのはいくら借りられるのですかという質問です。

そういった方には、美容室・飲食店の開業には６００万円程度必要なので、私はいつも以下のようにお答えしております。

１自己資金は１００万円以上貯めましょう
２自己資金と親や友人などからの借入を合わせて２００万円以上を目指しましょう。
３足りない部分は日本政策金融公庫（国が運営する金融機関）からの融資で埋め合わせましょう。

つまり、自分の努力で２００万円集めて、融資で４００万円を調達するということです。
自己資金：融資＝１：２というのが一応の目安になってきます。

ただし１：２の割合でないと借りられないかというとそんなことはありません。

そんな時こそ専門家の腕の見せ所です。

私のところに相談に来た方も１：２に満たなくても実際に融資に成功している方がたくさんいらっしゃいます。

しかし、このような方でご自身で融資申請を出した場合は失敗の可能性が高いような感覚があります。

また１：２の割合だからといって必ず成功するということもありません。

一度融資に失敗してしますと金融機関に記録が残ってしまいます。

慎重に融資申請を出す必要があります。

まとめ

お金を借りられるか借りられないかで、夢が叶うか叶わないかが決まってしまいます。

しっかりと準備をして望むようにしましょう。

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