中小企業の資金調達方法!中小企業だからこその方法!
中小企業の資金調達方法!中小企業だからこその方法!
今回は、中小企業の資金調達方法について、お話していきます!
1.中小企業の資金調達方法
中小企業の資金調達方法としては、負債を増加させるか、資本を増加させるか、あるいは手持ちの資産を売却して、現金化するかになります。
株式会社において、企業の規模が大きく、上場しているのであれば、増資を行うのが、健全な方法であるといえます。
株式会社において、中小企業の場合は実質株主は経営者であり、増資しようとすると手持ちの資金を出すことになります。
また、手持ちの資産を売却すると、資産価値に見合う金額で売却できないことが多く、かえって、資産が目減りする可能性があります。
そうなると、第3者から融資を受けることになるでしょう。
結局は、金融機関からの借入になりますが、社債の発行という方法があります。
社債の発行は、優良な上場企業が行っており、中小企業はなかなか出来る方法ではありませんが、中小企業でも、社債の発行に類似した資金調達の方法があるのです!
2.少人数私募債の発行
少人数私募債とは、少人数の縁故者や取引先を対象にして、発行する社債のことをいいます。
通常の社債と比較し、手続きが簡単で、無担保・無保証であることが特徴です。
なぜなら、この少人数私募債は、引き受けの投資家が50人未満、社債の募集金額が1億円未満となっているからです。
さらに、少人数私募債は、金融機関からの借入の枠がいっぱいでも、利用が可能です。
そして、金利の利率設定が自由であり、利払いは年1回となっています。
また、少人数私募債は社債であり、利払いは社債利息という費用として、計上できます。
よって、利益を減少させることができ、法人税の節約の効果もあるのです。
中小企業の資金調達方法としては、少人数私募債の発行は決め手となります。
まとめ
中小企業の資金調達方法はいくつか考えられますが、業種にもよりますが、あまり多額の資金を用意する必要はないはずです。
出来るだけ必要な分だけ短期間で、低い金利の借入れを検討すべきでしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。