事業計画作成で、補助金がもらいやすくなる!経営力向上計画を作るメリットとは?
経営力向上計画とは?
中小企業・小規模事業者等は、業種の特性を踏まえつつ、顧客データの分析を通じた商品・サービスの見直し、ITを活用した財務管理の高度化、人材育成、設備投資等により経営力を向上して実施する事業計画(「経営力向上計画」)について、国の認定を得ることができます。
経営力向上計画が認定されることにより受けられる優遇措置
金融支援
商工中金による低利融資
商工中金独自の融資制度により、低利融資を受けられます。
中小企業信用保険法の特例
民間金融機関から融資を受ける際、信用保証協会による信用保証のうち、普通保険等の別枠の追加融資や保証枠の拡大が受けられます。
通常枠 | 別枠 | |
---|---|---|
普通保険 | 2億円 | 2億円 |
無担保保険 | 8,000万円 | 8,000万円 |
新事業開拓保険 | 2億円 | 1億円(保証枠の拡大) |
優遇税制
固定資産税の軽減
生産性を高めるために機械装置を取得した場合、その翌年度から3年度分の固定資産税が2分の1に軽減します。
※固定資産税の軽減措置は、「生産性向上設備投資促進税制」「中小企業投資促進税制」と重複適用することが可能です。
補助金
ものづくり補助金の採点時に加点
経営力向上計画の認定を受けた事業者は、ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金の審査で加点されることになりました。
まとめ
経営力向上計画を策定することで以上のようなメリットがあります。特に、補助金を獲得したいとお考えの企業は経営力向上計画を策定していないと審査が通らないということになると思われます。まだまだ経営力向上計画を策定している企業は多くありません。今のうち(審査の甘いうち)にしっかりと将来のための投資をしていくことが大切になるでしょう。
経営力向上計画に関するお問い合わせ
経営力向上計画に関する疑問は、資金調達に強い税理士の上田洋平へ
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