創業時の融資制度〜「新規開業資金」の限度額〜
八王子・立川の起業家のパートナー税理士
上田洋平です。
おはようございます。
昨日は、新規開業資金の対象者について、ご紹介いたしました。
まだお読みになっていない方は以下からご覧ください。
本日は、新規開業資金の融資限度額や返済期間についてです。
新規開業資金は、基本的に創業時や開業後7年以内の方が対象となる融資制度でした。
それでは、いったいいくらまで借りることができるのでしょうか?
【融資限度額】
7,200万円(うち運転資金4,800万円)
こんなに借りることができるのです。
そして、これを何年で返せば良いのでしょうか?
【返済期間】
設備資金 15年以内(特に必要な場合20年以内)<うち据置期間3年以内>
運転資金 5年以内(特に必要な場合7年以内)<うち据置期間6ヵ月以内(特に必要な場合1年以内)>
そして、大きな特徴として、これを無担保・無保証で借りることができるのです。
※担保や保証人をつけることを求められることもあるが基本的には、無担保・無保証
これが、新規開業資金の概要です。
もちろん問答無用で借りることができるわけではなく、自己資金をコツコツ貯めてきた姿勢が重視されたり、事業計画の内容をしっかりと作り込んであるかなどが重視されます。
申し込みには、日本政策金融公庫へ問い合わせる必要があります。
当事務所では、日本政策金融公庫とも強いネットワークを有しており、担当者をご紹介することも可能です。
融資のことは何でもご相談ください。
明日以降は、覚えておきたい創業融資の残りの2種類をご紹介したいと思います。