簡単!でも重要!資金繰表を作成しよう!!
八王子・立川の起業家のパートナー税理士
上田洋平です。
おはようございます。
昨日は、資金の大切さをご理解いただくために、「黒字倒産」つまり、利益が上がっているにもかかわらず倒産してしまうという事例を紹介させていただきました。
まだお読みになっていない方はこちらをご覧ください。
その黒字倒産をぼうしするためには、しっかりとした資金管理が必要となります。
本日は、資金管理ツールの一つである資金繰表について、説明したいと思います。
資金繰表とは、資金の流出と流入を管理し、資金が不足することがないかを管理するために作成する表のことです。
※資金繰表のフォーマットを添付いたしますので、ご確認ください。
>>>資金繰表
資金繰表は、通常は1ヶ月単位で以後1年程度の資金の流れを予測して作成します。
例えば、
借入金の返済が予定されていたらその金額を記入します。
家賃の支払額が決まっていたらその金額を記入します。
売掛金の入金額が決まっていたらその金額を記入します。
給料の支払額が決まっていたらその金額を記入します。
・・・・
これとっても簡単ですよね。
この簡単な作業をやるかやらないかで、経営の安定感が変わってきます。
やはり、整理して見えるようにしておくことが大切なんですね。
この1年間の間で資金が不足するような資金繰表が作成されてしまった場合には、銀行等に追加の融資を依頼することになります。
ただし、銀行に融資を依頼するにも、「なぜ資金が不足してしまうのか」という説明が求められます。
したがって、資金が不足してしまう原因を分析する必要があります。
資金が不足する理由で、考えられるのは主に以下の3点です。
2.売上、利益は出ているが、売掛金や在庫を抱えてしまっていて資金が寝てしまっている。
3.借入金の返済が過大となっている。
明日以降これらの詳しい説明と、対処方法についてご説明したいと思います。
以上の3点に心当たりがある方は、資金が不足する可能性がありまうので、資金管理には十分ご注意ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。