家族への給与〜法人化による節税額まとめ〜
八王子・立川の起業家のパートナー税理士
上田洋平です。
おはようございます。
昨日は家族への給与というテーマで、法人と個人事業がどちらがお得?という点について紹介いたしました。
まだ読んでいない方はこちらをどうぞ
本日は、様々なケースごとに法人と個人事業がどちらがお得かということについてまとめていきたいと思います。
ケースは6通りです。
ケース1 所得400万円
個人事業主 | 会社+社長 | 会社+社長+配偶者 | |
---|---|---|---|
所得 (給与) |
400万円 | 400万円 |
300万円 (100万円) |
税金合計 | 約73万円 | 約44万円 | 約26万円 |
ケース2 所得600万円
個人事業主 | 会社+社長 | 会社+社長+配偶者 | |
---|---|---|---|
所得 (給与) |
600万円 | 600万円 |
400万円 (200万円) |
税金合計 | 約143万円 | 約81万円 | 約57万円 |
ケース3 所得800万円
個人事業主 | 会社+社長 | 会社+社長+配偶者 | |
---|---|---|---|
所得 (給与) |
800万円 | 800万円 |
500万円 (300万円) |
税金合計 | 約215万円 | 約134万円 | 約83万円 |
ケース4 所得1000万円
個人事業主 | 会社+社長 | 会社+社長+配偶者 | |
---|---|---|---|
所得 (給与) |
1000万円 | 1000万円 |
600万円 (400万円) |
税金合計 | 約297万円 | 約189万円 | 約118万円 |
ケース5 所得1200万円
個人事業主 | 会社+社長 | 会社+社長+配偶者 | |
---|---|---|---|
所得 (給与) |
1200万円 | 1200万円 |
700万円 (500万円) |
税金合計 | 約393万円 | 約255万円 | 約159万円 |
ケース6 所得1500万円
個人事業主 | 会社+社長 | 会社+社長+配偶者 | |
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所得 (給与) |
1500万円 | 1500万円 |
800万円 (700万円) |
税金合計 | 約537万円 | 約377万円 | 約233万円 |
すべてのケースで法人化して家族と給与を分割する方がお得という結果になりました。
収入が上がれば上がるほどその差は顕著に現れるということがわかると思います。
個人事業の方は、法人化を検討してみても良いかもしれません。