時間を買う!という感覚
八王子・立川の起業家のパートナー税理士
上田洋平です。
おはようございます。
起業をすると営業・経理・人事・法務・庶務・その他もろもろまで、
様々なことをご自身で行わなければなりません。
伝票入力や役所への届出書類の作成などを自分で行うとそれだけで1日が終わってしまいます。
怖いものでこういう作業をしているとなんとなく仕事をしたつもりになってしまいます。
しかし、このような作業は直接的に売上に結びつくものではありません。
起業家は売上を上げることなしに生き残っていくことはできないのです。
とにかく売上につながる活動に時間を費やしたいものです。
したがって、1日のうちに売上につながる活動に割ける時間をいかに作るかが大切になってきます。
そのためには、記帳作業や書類作成作業に費やす時間を極力少なくする必要があります。
ではどうするか??
そこで「外注」という選択肢が生まれます。
時間のかかる作業を外注することで、売上につながる活動に費やすための時間を買うのです。
記帳などの作業は、自ら学ぶ姿勢を持って取り組めば、すぐにご自身でできるようになるでしょう。
ただし、そのレベルになるためにはやはり時間がかかってしまいます。
自分でできる作業をお金を払ってまで外注に出すのはもったいないと感じることがあると思います。
しかし、「作業の対価としてお金を払う」のではなく、
「売上につながる活動に費やす時間を買う」
という視点を持つと感覚が変わってくると思います。
「Time is money」とはよく言いますが、まさにこのことです。
起業時は様々な事を行う必要がありますが、「自分がやるべきこと」と「外注でもよいこと」をしっかりと区別していきましょう。
時間が足りないのではありません。
大切なのは時間を作り出す事です。