小規模事業者持続化補助金の申請書の書き方
八王子・立川の起業家のパートナー税理士の
上田洋平です。
おはようございます。
小規模事業者持続化補助金の募集が開始されました。
小規模事業者の販売促進活動に関する経費を最高50万円補助しようというものです。
ぜひ活用したいですよね。
小規模事業者持続化補助金を申請するには、申請書を書かないと行けません。
申請書に記載する内容は、次のとおりです。
・企業概要
・顧客ニーズと市場の動向
・自社や自社の提供する商品・サービスの強み
・経営方針・目標と今後のプラン
・補助事業の内容
・経費明細書
これらの申請書の内容をただ闇雲に書いていたのでは、審査に通る内容にすることができません。
申請書を書く上でのポイントがあります。
それは、「審査の視点」を意識することです。
審査の視点を意識しながら申請書の内容を考えていくようにしましょう。
小規模事業者持続化補助金の審査の視点
小規模事業者持続化補助金の審査の視点は次のとおりです。
1基礎審査
次の要件を全て満たすもであること。要件を満たさない場合には、その提案は失格としその後の審査を行いません。
・必要な提出資料がすべてされていること
・補助対象者および補助対象事業の要件に合致すること
・補助事業を遂行するために必要な能力有すること
・小規模事業者が主体的に活動し、その技術やノウハウ等を基にした取組であること
2加点審査
経営計画書・補助事業計画について、以下の項目に基づき加点審査を行い、総合的な評価が高いものから順に採択を行ます。
1.自社の経営状況分析の妥当性
・自社の製品・サービスや強みを適切に把握しているか。
2経営方針・目標と今後のプランの適切性
・経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえたもとなっているか。
・経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場の特性を踏まえているか。
3.補助事業計画の有効性
・補助事業計画は具体的で、実現可能性が高いものとなってるか。
・補助事業計画は、経営の今後方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか
(共同申請の場合 :補助事業計画が、全ての共同事業者における、それぞの経営計画今後方針・目標を達成するために必要か。)
・補助事業計画に創意工夫の特徴があるか
・小規模事業者の活力を引き出すモデルとなるものや 地方創生に資するもの等、特別な意義があるものであるか
4.積算の透明・適切性
・事業費積算が明確で、実施に必要なものとっているか。
*前回、採択を受けて補助事業を実施した事業者については、全体を通して、前回の事業実施結果を踏まえた補助事業計画を作れているか、前回の補助事業と比較し明確に異なる新たな事業であるかと言った点も審査の対象になる。
3その他
「小企業者」(常時使用する従員の数が5人以下の事業者を指します。)が全体の5割以上採択されるよう、優先的に採択いたします。
以上が審査の視点です。以上の要素が盛り込まれるように、申請書を書いていくことが最大のポイントです。
しっかりと意識して書いていきましょう。